のり面保護工事

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ながゴローです。
ハミングライフに戻ってきて半月が経とうとしています。
新型コロナウイルスの影響がこの先どうなるのか不安な日々が続いていますが、
早く終息してほしいと願うばかりです。
今日はガーデンやエクステリアとは内容がかけ離れたものになりますが、
私が約4年間携わった公共工事(のり面保護工事)をご紹介しようと思います。
のり面保護工事とは斜面が崩れるのを防ぐことが主な目的となりますが、
実は工法や工種は沢山あります。
その中でも皆さんが日ごろよく目にする吹付法枠(ふきつけのりわく)工をご紹介します。
吹付法枠、その名前の通り枠の中にモルタルを吹き付けます。
山の斜面でよく見かける、ワッフルみたいなあれです。
先ずは施工前。

画像右側にもともとある吹付法枠が見えますが、
今回はそこから画像左側に吹付法枠を足します。

先ずは伐採からスタートです。
高所作業車を使用し草刈り機やチェーンソーで木を切り倒していきます。

高所作業車から届かない箇所は実際に斜面に上がり、チェーンソーで切り倒していきます。
多くの現場は高所作業車が入らないので、手作業での伐採が多いのが現実です。
切り倒した樹木はユンボで掴み大型トラックに載せて、処分場に運びます。
※処分されるのではなく、チップ化されてバーク堆肥などに加工されて再利用されます。

伐採が終わると、次は人が斜面にロープでぶら下り根を取り除き、
規定の角度まで人力で斜面を削ります。

ロープの他にワイヤーを体に固定し、二重の安全策で斜面にぶら下がります。

機械を使って浮いた石なども取り除きます。
斜面を削り終わると、続いて斜面に金網を被せて押さえます。
寄れや撓みがないようにしっかり被せていきます。                          
金網を被せ終わると、続いて鉄筋2本一組で斜面に格子状に設置していきます。
続いて、吹付法枠の枠の部分となるフレーム(籠のような部品)を格子状に設置した鉄筋に固定していきます。

フレームの固定が終わると、更に上から2本の鉄筋一組で抑えるように固定していきます。

鉄筋の抑えが完了すると、今度は斜面にフレームを固定するために、
長さ80cmの鉄筋を枠の交差する部分(交点)全てに1本、

長さ50cmの鉄筋を交点と交点の間に3本差し込み結束し固定します。
これで、いよいよモルタルの吹付が行える状態になりました。

フレームの中にモルタルを吹き付けていきます。

枠の中のブルーシートが被せてある部分は、枠の吹付が終わってから再度吹付を行います。
この枠の中は植物の種が入った土を吹き付ける場合と、モルタルを吹き付ける場合があり、今回はモルタルを吹き付けることになりました。
(この枠の中の仕上げは工事ごとに県の職員の方と現地で土の硬さや酸度などを計測し協議の上決定されます。)


使用するセメントも1日に160袋~200袋、約5t位使用します。

砂も10tダンプで搬入します。



完成です。
伐採スタートから工事完成まで約2か月の工事でした。
分かり辛い説明で申し訳ありませんが、
車を走らせてるときによく見るワッフルみたいなコンクリートの壁は、
こんな感じで造られてるんです。
 
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